大工への一歩
仕事場まで片道7、8キロを、
自転車で毎日通いました。
ただ、まだまだ子どもで、
時々休みたくなる日もあり、
「学校と仕事はちがうぞ!」
「休みたいなんていう理由は無い!」
「遅刻する時は事前に連絡しろ!」
と事あるごとに怒られながら、
少しずつ社会を学んでいきました。
その後、オートバイの免許を取得し、
通勤が楽になったのですが、
同時に遊びの行動範囲も広くなり、
オートバイの魅力に憑りつかれていきました。
最初に買ったバイクはアプリリアという、
イタリアのオートバイメーカーのもの。
それから1年後には中型免許を取得し、
KawasakiZRX400に乗り換え。
現在はkawasakiZ400FXに乗っていて、
今でもオートバイが大好きです。
話を戻しますが、
実は高校の担任だった松本先生、
働きながら学校へ通えるように
と○○工業高校の建築科に、
編入手続きをしてくれていました。
高校進学の時、
両親が勧めてくれた○○工業高校の建築科、
そこの定時制です。
ただし時期的な問題からか、
1年間は仕事だけをして、
翌年から学校へ通うという条件での編入。
4月になり、
建築科の学校へ通い始めるころ、
ある事件が・・・・・・