高校に進学するも・・・・・・

中学校の3年間もほぼ部活動で終わり。

技術や体育や美術の成績は良かったものの、
勉強の方はいまいち・・・・・・

それでも卒業が近づくと、
進路を決めなくてはいけません。

小学生のころから、
大工さんの仕事や木造建築に興味があった私は、
学校の課題で、

「好きな写真を持ってくるように」

と言われた時に、

薬師寺の西塔

の写真を持っていきました。

他の生徒たちが持ってきたのは、
自分の写真や家族旅行の写真。

何だかちょっと恥ずかしかったのを覚えています。

小学六年生の時に、
今の住居の新築工事が始まり、
上棟日が修学旅行と重なってしまったため、

「修学旅行は行かない!建前に行く!」

と言って、
あっさりと否定されたのも覚えています。

毎日のように作業場へ見に行き、
道具を勝手に触って怒られたこともありました。

そんな私を見ていたからか両親は、

「大工になりたいなら○○工業高校の建築科へ進んだらどうだ?」

と近くの工業高校を勧めてくれましたが、
私はこのころ大工になると決めていたわけではなく、
なんとなく高校に進学しなくてはという感じ。

なので当時の担任の先生が、

「この高校なら推薦で入れるぞ」

と勧めてくれた他の工業高校に入学することに。

あまり深く考えてもおらず、
突然提出書類にハンコを押してくれと言われた両親は、
とても驚いていました。
   
進学した工業高校は建築とは関係のない、
機械科・電子科・電子機械科などがあり、
私は電子機械科に入学。

これもまた理由があったわけではなく、
この中では電子機械が一番良いと勧められたから。

こんな調子で進学したので、
すぐに学校の授業に関心が無くなり、
二年生への進級にも気持ちが薄れました。

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