嶋田家の長男として生を受ける

1979年1月13日
現在の浜松市南区である楊子町で生まれる。

旧国鉄の運転手だった父と、
保育士だった母、
2つ年上の姉の4人家族。

私が2歳の時に引っ越すまでは、
国鉄の官舎で暮らしていたと聞いています。
 
決して裕福な家庭ではなく、
子どもながらに、

ウチにはお金がないんだ

そう思っていました。

毎日忙しく働く両親で、
夕方になると姉と二人で晩御飯を準備し、
親の帰りを待つということも多くありました。

父は貨物列車の運転士で、
昼夜問わず勤務が不規則なため、
何日も顔を合わせないことも度々。

信念を持ち、
自身が正しいと思うことは貫く人で、

「筋道を立て、話し合いで解決するべきだ」

「暴力で物事は解決しない」

よくそう言っていたのを今でも覚えています。

そんな父が、
小学校で揉め事を起こした私に対して、

「自分が間違っていないなら謝らなくていい!喧嘩してこい!」

と言った事があり、
とても衝撃を受けました。

それに続いて言われたことが、

「ただし自分が間違っていたと思ったら、しっかりと謝りなさい。」

けれども当時の私は、
先に言われたことだけを胸に学校へ。

僕は絶対に間違ってない!

そう思っていましたので。

結果、謝ることはなく、
はっきりしたのは喧嘩の勝ち負けだけ。

父の言うとおり、
何も解決しませんでした。

喧嘩は学校の先生の耳に入り、
お叱りを受けました。

ただ、なぜそうなったのか、
話を掘り下げて聞いてくれることはなく、
先生に対して何かモヤモヤした違和感を感じました。

知って得する魔法の「小冊子」限定プレゼント無料

  • 小冊子
  • イベント